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藤宮のエッチな体験談

ここにしかないオリジナル小説も掲載予定  エッチな体験談 萌えた体験談 寝取られ

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喰われる彼女 亜紀(4) エッチな体験談 寝取られ

旅行の日が近づくに連れて、俺と亜紀は付き合いたての頃のような関係を取り戻しつつあった。

やっぱりカップルにはこういうイベントが必要なんだな。じゃないとすぐにマンネリになっちゃうからな。

旅行に着ていく服や水着を買いに行くのも楽しいし。

何と言っても亜紀の笑顔が増えたのが嬉しかった。


ちなみに、亜紀の水着は2人で選んだ。

最初亜紀が買おうとしたのはスカートが着いた大人しめのビキニだったんだけど、俺の勧めでセクシーというか少しエロいやつを選んだ。


「えーこれぇ?ちょっと大胆過ぎない?うーん……」


「大丈夫だって、絶対これ着たら可愛いって。」


「そうかなぁ。」


亜紀は少し迷っていたようだったけど、まぁ2人だけで行く旅行だし、見るのは俺と現地にいる知らない人だけだろうし、折角だから少しくらい開放的になってもいいかなって事でそれを買う事に。

まぁ少しエロいと言ってもオシャレな感じのデザインで、決して下品な水着ではない。

ただ水着の布は若干小さめのだけどね(三角ビキニの)。

亜紀は小柄だけど、実は結構スタイルが良い。

色も白いし、あとオッパイも結構大きい。

だから亜紀なら十分着こなせると思ったし、俺もその水着を着ている亜紀の姿が早く見たかった。



そしてついに旅行当日がやってきた。

もう2人共ウキウキわくわく状態。

空港から飛行機に乗って島へ直行して、向こうへ着けばそこは夢の楽園だ。

事前に調べたら天気も良いみたいだし、忘れ物もないように散々チェックしたし。

準備は全て完璧だった。


「うわぁ、俺ちょっと興奮してきた。ついにこの日が来たんだな。」


「うん、私もドキドキしてきた。この旅行のために2人でバイト頑張ってきたんだもんね。」


空港へ向かう途中、俺達は気持ちの高ぶりを抑えられない感じで、そんな会話ばかりしていた。

亜紀は隣で何やら携帯のメモを見ていて、俺がそれ何?って聞いたら、向こうで食べたい物、買いたい物リストを作ってきたからそれを確認しているんだと。

まぁ向こうでの食事はレストランとか予約してあるからすでに決まっているんだけど、亜紀はそれ以外にも向こうでしか食べられない甘い物とか食べたいらしい。

いいさいいさ、この旅行の間だけはカロリーなんか気にせずに好きなものを好きなだけ食べればいいさ。

亜紀がしたいショッピングとか見たい物とか食べ歩きとか、俺は全てそれらの希望を優先して付き合うつもりだよ。

今回の旅行は亜紀に楽しんでもらいたい、ただそれだけなんだから。亜紀が楽しければ俺も楽しい。

旅費は2人で貯めたけど、向こうで亜紀が欲しそうな物があったら俺がプレゼントしてあげるつもりでいた。

留年の事で色々迷惑や心配も掛けたしね。


そんなこんなで俺達は空港に着いて、飛行機に乗るのを待っていた。

それで、だ。

ここからが問題だった。

それは俺達が空港で思わぬ人物に遭遇してしまった事から始まった。


「あれ?直樹!?直樹じゃん!直樹だよな!?」


男のでっかい声がロビーに響いた。

直樹は俺の名前だけど、呼ばれているのは俺じゃないだろうと思った。

でもそれでも直樹!って呼んでるからそっと振り向いてみたら、そこには俺が知っている男が立っていた。


「おお!やっぱ直樹じゃねぇか!久しぶりだな!」


この時の俺、どんな顔をしていたんだろう。たぶん引き攣っていたと思う。

俺はその男を見て3秒くらい考えてからそいつの名前を思い出した。

牧原だ。

高校の時のクラスメイト。

で、牧原は俺をパシリに使って、俺を見下していた凄く嫌な奴。

なんでこいつがこんな所に。


「偶然だなぁおい!元気?ていうか何?旅行?」


「いやまぁ……うん。」


なんでこいつこんなに馴れ馴れしいんだ?

俺達はそういう仲じゃないだろ。

ましてや友達なんかじゃないんだから。


「へぇ……ん?あれ?おいおい直樹!隣の可愛い女の子誰だよ!?もしかしてお前の彼女!?」


牧原が亜紀の存在に気付いてそう聞いてきた。


「うん、まぁ……そうだけど。」


「えー!!マジかよ!?ホントにお前の彼女!?すっげぇ可愛いじゃん!」


かなり驚いた様子で亜紀の事をジロジロ見る牧原。

なんだよ、俺に彼女がいたらおかしいか?

しかしまぁ、亜紀の事を可愛いと言われると嫌な気はしない。

亜紀は俺の自慢の彼女だからな。


「それで今日はこの可愛い彼女と2人で旅行って訳か?なんだよぉ、羨ましいなぁおい。」


そうだろうそうだろう、羨ましいだろう。


「いいなぁ。俺達なんかさ、ほら、男だけだから。」


そう言う牧原の後ろを見ると、他に2人の男が。

妙に体格のゴツイ男と細身だけど背の高い男。

牧原も結構背が高いから、平均身長より少し小さいくらいの俺からすると凄く威圧感を感じる。

牧原が言うには、牧原達も旅行らしい。

こんな男達3人でどこに行くんだ?

まぁそれも悪くないだろうけどね。俺だって男友達だけでの旅行、1年の頃は何回か行ったし。それはそれで楽しいよな。

でも彼女と2人きりで行く旅行とは楽しさの種類が違うけどね。

まぁ牧原達もせいぜいエンジョイしてきなよ。

これから夢の楽園に行く俺と亜紀には関係のない事だけどな。

ていうかそろそろ、さっきから亜紀の事ばかりジロジロ見てるその男達を連れてどっかに行ってくれ牧原。

まぁ亜紀が可愛いから仕方ないとは思うけど、この子は俺の彼女なんだ。

それに俺と亜紀はこの飛行機を待つ時間さえ2人で楽しんでいるんだからな。

数時間後には居るであろう楽園で、幸せな時を過ごす自分達を想像しながらさ。

だからこの美しい時間をお前らとの会話で潰したくないのだよ。

ましてや俺は牧原の顔を見るだけで高校時代の嫌な思い出が蘇ってくるから不快なんだ。

さっさとどっかに行ってくれ。


俺はそんな事の心の中でブツブツ呟きながら、牧原達が去っていくのを待っていた。

だが、牧原はここからとんでもない事を言い出し始めた。


「で、直樹達はどこへ行くんだ?」


そんな事牧原には教えるのも嫌だったが、早く会話を終わらせたかった俺は短く答えた。


「〇〇島だけど。」


「えっ!?〇〇島!?おお、偶然だなぁ!俺達もこれから〇〇島に行くんだよ!って事はあれか、飛行機もこれ一緒っぽいな!もうすぐ来る飛行機だよな?ほら、やっぱり一緒だ!」


……は?ウソだろ……?

なんだそれ。
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