もちろん、自身のモノが、包茎だと言うことは認識していた。
包茎とは言っても真性ではなく、仮性だ。
キチンと包皮をムくことも苦痛ではないし、過去の性体験において不自由をしたコトもなかった。
が、改めて、相手の女性から面と向かって“ホーケー君”と呼ばれるのは、あまりにも屈辱的だった。
…だったのだが…
「あっ!!
ネェネェ木下~…
また硬くなったよぉ」
あろうことか、千枝に“ホーケー君”呼ばわりされたコトに反応して、俺のペニスは更に硬度を増してしまったのだ。
「木下耕平クンは…木下ホーケー君だったんだぁ」
ペニスの根本を右手の親指と人差し指で支え、プルプルと小刻みに揺らしながら、千枝が妖艶な笑みを浮かべた。
「ウゥッ…あン…」
「どうしたの?
ホーケー君?
恥ずかしくて何も喋れなくなっちゃったのかな?」
千枝が、更に俺のペニスを揺らしながら追い討ちをかけるように言う。
「だいじょーぶだよ、ホーケー君…
アタシ、包茎大好きだから。
かわいいチンコ。
これって仮性包茎でしょ?
ホラ。
こうしたらキモチイイでしょ?」
そう言いつつ、千枝は、おもむろにペニスの皮をひんムいた。
「おぅっ!!!…」
思わず腰を引いてしまう程の、快感がカラダの中心を貫いた。
「ホラね~
キモチイイでしょ?」
千枝は手を休めず、ペニスの皮を再び亀頭に被せ、急にムくという作業を繰り返した。
「んハッ…ふンんぅー…」
ビクンビクン腰が動いてしまう…
「やっぱ、ホーケー君は、この皮ムキ好きなんだよねぇ…
新井のヤツも、コレ好きだし」
えっ!?新井も包茎!?
これには少なからず驚いた。
「あっ…あン…新井先輩も…
仮性包茎…フー…
なんン…デスかぁ?」
「もー…女の子みたいに声出して感じちゃッてぇ…
そうよ…
あの新井のバカも包茎チンコよ
ま、日本人には包茎が多いって言うから、別に不思議じゃナイでしょ」
千枝は当たり前の事の様に言った。
不意に、あの逞しい体つきの新井のペニスと、どちらかというと華奢な体つきの自分のペニスが、どの程度違うものなのか興味がわいてしまった…
「そのぉウん…
俺のンとぉ…ハァハァ…
新井せンッぱいィの…をぅ…
比べて…んン…どおぅですか…」
「何が!?
ナニを比べて欲しいの!?
ちゃんと言わなきゃ分かんないでしょ!
何度言わせるの!!」
千枝は、俺のペニスにビンタを喰らわせた。
「はひぃ!!
…俺のぉ…チンッッコとぉ…
新井ィさんのぉぅ…チンコをぉうぅ…
ハァ…比べて下さいぃ」
我ながら、変態的なコトをお願いしているのは理解していた。
だが、あの場のあの状況では、ああするより他に、どうしようもナイ。と、そう思ってしまったのだ。
「ナニ?
アタシに、二人のチンコを比べて欲しいの?
木下クンは、変態だねぇ…
ホーケー君で、変態君だねぇ…
イイヨ。
新井がどんなチンコしてるか教えてあげる。
…
長さはそうねぇ…
同じくらいかなぁ…
むしろ、こっちの木下包茎チンコの方が少しだけ長いかも…ほんの少しだけどネ…
ま、新井は木下ほど身長が高くないからね…
でもね…
新井のチンコは…
尋常じゃないくらい太いのよ…
あの太さは犯罪だわ…
勃起して、皮をムイてあげたら、亀頭も凄くおっきくエラが張り出して来るし…
あの挿入した時の、おマンコの中を圧迫する感じ…
正に“串刺し”にされてる…んンッ…感じ…
犯されてる感覚…
サッイコーだわ…アンッ…
“男根”って言うのは、ああゆうチンコを言うのよ…」
俺のペニスの皮をムイたり戻したりをくりかえしつつ、新井の極太ペニスを想像したのか、千枝は、また興奮しだしたようだった。
「それに比べて、木下…んンッ…
アンタのチンコはぁっ…んっ…
ナニよ…
この細さ…ふんっ…
カラダが華奢だからってぇんン…のは…はぁん…
言い訳に…
ならないわよ…
ホントに細チンねぇ…あんっ…
細チン…
細チン…」
新井のペニスと比べて、千枝はサディスティックに俺を…俺のペニスを貶し始めた…
だが、そう罵られることにより、俺の快感は高まる…
やはり俺はマゾなのだろうか…
「それにこの弱々しい色…はぁン…
綺麗なピンク色のぉ…んっ…
亀頭しちゃってぇ…あぁ…
アンタ、ホントは童貞なんじゃナイのぉ?…アンッ…」
「うぅ…
とっ…童貞じゃあぁぁ…ありません…んっ…」
「じゃあ、なんでこんなに亀頭が綺麗なピンク色なのよ…んン…
大人の男のチンコは…ぁん…
もっとグロいぃ…
エッチな色をぉ…してるモノなのよぉ…」
「そっ…ふんっ…そんな…コトぉ…を…言われても…ぁあ…」
「きっとぉ…アンッ…
エッチな汁のぉ…あぁン…
まぶし具合が…足りなぁあい…フー…のよ…」
千枝はそう言うと、今度は左手でペニスの皮をムき、根本に固定し、右手の中指を尿道口にあてがい、先程から止めどなく滲み出ているガマン汁を掬いとるような動きをさせた。
「ほらぁ…
こんなにエッチな汁が滲み出て来てる…んっ…
どんな…はぁ…味してるのかなぁ…?」
千枝は、そのガマン汁の付着した指を…
俺の口に運んだ…
「ハイ…味見。」
「うぅ…それはぁ…
勘弁してぇ…んっ…下さい…」
「何を…アンッ…甘えたコトをぉ言ってるのよぉ!
いつもぉ…このエロ汁ぅ…んっ…彼女とかにぃ…
舐めさせてるンん…でしょ!?
舐めなさぃ!!」
千枝は強引に、指を俺の口の中に突っ込んで来た。
必死に避けようとしたが、容赦なく指を突っ込まれてしまった。
本気でイヤだったのなら、自分の手を使ってでも防げばよかったのだが、両手は、ずっと体重を千枝にかけすぎないようにベッドに置いてあり、そのシーツを握りしめていた。
初めて味わう俺の味は…
少し苦く…少ししょっぱかった…
「あぁ…うぅ…」
「どう…んっ…美味しかったぁ?…
アタシにもぉ…んっ…
味あわせなさいよぉ…」
千枝は俺の顔を横に向け、背後から肩越しに、キスをしてきた。
さっきから散々、首筋や、耳の辺りを舐められ続けてきていたが、唇を重ねたのは初めてだった。
千枝の舌が、俺の口腔内を傍若無人に凌辱する…
ヂュッヂュッ…
レロレロ…
ピチャピチャ…
どれほどの間、そうして唇を重ね、舌を絡めていただろう…
ほんの数秒だったかもしれないが、やたらと長く感じた…
だが、その心地好さは、直接性器を刺激されるのとは、また別の気持ちの悦さだった。
俺の下唇を噛みながら、唇を離して千枝は…
「ふふっ…美味しい…」
と微笑み…
再び、口づけをしてきた。
レロレロレロレロレロレロ…
んっ…
チュバッチュバッチュバッ…
はぁあ…
ジュルジュルジュル…
ふぅんっ…
ピチャピチャピチャピチャ…
アァ…
千枝の部屋は、湿度の高い口づけの音と、時おり混じる二人の感じた吐息だけが響いていた。
千枝は唇を離さず、起用に俺の横に回り込み、ゆっくりと俺を押し倒し、半分上に乗るようなカタチになり、左手で俺の右乳首を、そしてまた、右手をペニスに伸ばしてきた。
その右手は再び、尿道口から溢れ出続けているガマン汁を掬い…
そのまま、ペニスに塗りたくり始めた…
特に皮に被われていた、亀頭下部や、カリ首のくびれ…裏側の柔らかい筋の様な部分に、クニュクニュクニュクニュとヌルヌルの汁を塗りつけ刺激してくれた。
いやらしいキスとの相乗効果で、俺の頭は蕩けそうだった。
「シゴいてあげよっか…?」
キスをしたまま、千枝が優しく囁いた。
俺は、首を縦に…コクコクと頷くコトしか出来なかった…
千枝は、唇を離して、俺を見下ろしながら、ガマン汁まみれの右手にベロベロと唾液をたっぷりまぶし、その手でペニスを激しくシゴき始めた。
「アァぁぁぁアァぁあァアあッ!!!!!」
快感で、自分でも驚くくらいの大きな声が出てしまった。
千枝は、そんな俺の顔をジーッと見つめている…
やがて、再び口づけをしてきた。
もちろん右手はペニスをシゴいたままだ…
ペニスをシゴいたまま…
千枝の唇は、俺の唇から一旦耳を経由して…
首筋…鎖骨…乳首…脇腹…
そしてヘソ…
レロレロピチャピチャと這い回った。
ヘソを舐められている時、遂に俺は、どうしようも無い射精感に襲われてしまった。
順番から考えてもうすぐペニスを舐めて貰える…
千枝にフェラチオして貰えると考えると、その期待と手コキの尋常ならざる快感で、どうにも射精しそうになってしまったのだ。
「あぁアァアアッ!!
ちっ…千枝先輩っっ!!!
もぉっげっ…限界ですっ!!!!
出ます出ます出ます!!!!!」
千枝は、そんな絶叫に近い大声を出す俺に
「そーぉ…
もう出ちゃいそうなの?
これからこの包茎チンコをお口に入れてあげようと思ってたのに残念だね…
手だけでイッちゃうんだ…
お口でしなくてイイんだ?」
千枝は、まるで俺の期待を見透かすように、そう言いながらペニスをシゴく手を止めようとしない。
「口で…
口でして欲しいですぅ…アァあっ!!」
シコシコシコシコシコ…手を止めず、更に千枝は言う。
「だから口でどうして欲しいの!?
誰のナニをどうして欲しいの!!!?」
「あぁアァアアあぁあっっ!!
ボクのっ…ボクのチンコをぉおっ…
千枝先輩の~ぉ…お口でぇ!!
しゃぶって!
しゃぶって下さい!!」
シコシコシコシコシコ…
千枝は俺の目を見つめながら言った。
「ダメ。
しゃぶるのはダメ」
「えっ!?えっ!?
あっ!!
もうダメもうダメ!!
出そう出そう出そう!!!
お願いっお願いしますぅうぅぅ」
「なに?
木下は、アタシのお口にザーメン出したいの?」
「ハイッ!
千枝先輩の、口に、精子出したいです!!」
「ふぅ~ん…
じゃあ、舐めるのはダメだけど…
チンコ噛んでもいいなら…
お口に含んであげてもいいヨ」
ペニスを噛まれる…
考えてもいなかった提案だった…
おそらく痛いのだろう…
一瞬そう思った。
だが、それと同時に、この千枝の提案は、間違いなく今までにない快感を与えてくれるだろう…
そう確信めいた思いに思考を占拠され、ペニスを噛むという魅惑の行為を懇願してしまった。
「おぉぉぉお願いますぅ…
ボクの…ボクのチンコォオォを…
千枝先輩のっ…
おっお口でぇえ…
かっ…噛んでぇぇ!!
噛んで下さいイイ!!!!」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ…
俺の絶叫を聞きながら、千枝はペニスをシゴき続けた…
「えっ!?
何で!?何で!?
噛んでくれないのぉっ!!!?
噛んで!!噛んで!!
チンコ噛んでぇぇえぇ~!!!!
あっ!!!!
もうダメもうダメもうダメ…
ホントに限界…
ホントに出る!!出ます出ますぅぅ
もう出しますっ!!!!」
限界だった…
睾丸がせり上がり、隠茎は硬度を増し、カウパー氏腺液も量を増す。
そして亀頭が来るべき射精の準備のため肥大し始めた瞬間…
千枝は俺のペニスを口に含み…
カリ首にガブリと歯を立てた。
俺は絶叫しながら…
千枝の口内に大量に射精した…