「おい篠田、亜紀ちゃんが太もも触りたいから前向いてほしいってさ。」
「へへ、そうか、分かった。もうここまで来たらさ、もう俺の身体を隅々までじっくり観察しなよ、好きなだけさ。」
そう言って篠田は亜紀の方へ身体の正面を向けた。
当然、全部丸見えの状態だ。
太ももだけじゃなく、篠田のペニスも亜紀の目の前で堂々と晒された状態。
しかし亜紀はやはり恥ずかしそうな表情をしながらも、悲鳴を上げる事も顔を背ける事もなく、目を篠田の身体にしっかり向けていた。
「亜紀ちゃんどう?改めて篠田の身体を正面から見てみて。」
「……やっぱり逞しいっていうか、男らしいですね。素敵です。」
「そっか。じゃあこうやって見てさ、具体的に篠田の身体のどの部分が一番逞しくて男らしいと思う?亜紀ちゃんがさ、特に男のフェロモンを感じるところってどこ?」
「特にですか……え、えっと……」
牧原にからの質問に、亜紀は少し考えるようにして篠田の身体を下から上までをじっくりと見た。
そして一瞬、亜紀の目線が篠田の股間の所で止まる。
3秒ぐらいだろうか、亜紀の目はその部分に釘づけだった。
するとそんな亜紀を見て牧原がニヤニヤと笑いながら亜紀に声を掛ける。
「亜紀ちゃん、どこをじっと見てるの?」
「え?あっ、な、なんでもないです。」
「どこか気になる部分があった?」
「と、特には……なんていうか、全体的に逞しいなぁって。どこがって言うんじゃなくて。」
「ハハッ本当に?なんか誤魔化してない?」
「え~誤魔化してないですよぉ。」
「ハハッ、じゃあそういう事にしときますか。」
亜紀は牧原に心を見透かされてるのを感じたのか、そう言われて恥ずかしそうにして黙ってしまった。
「じゃあさ亜紀ちゃん、太もも触ってみなよ。」
「あ、はい……」
そう言って亜紀は片方の手で篠田の太ももを触った。
「どう?太ももは。」
「わぁ、ここもしっかりしてる……やっぱり篠田さんって凄いですね。」
亜紀はそうやって普通に答えていたが、亜紀の触っている太もものすぐ近くには篠田のペニスがある。
途中どうしても亜紀の視界に篠田のペニスが入るようで、亜紀はもう片方の手を口元に当てながら照れ笑いを隠そうとしていた。
「亜紀ちゃんもっと触っていいよ、なんならもう一回腹筋とか触る?」
「いいんですか?」
「もちろん。」
篠田に言われ、太ももから腹筋へ手を移動させる亜紀。
「はぁ、やっぱり凄いなぁ……ボコボコ。」
「またずっと触ってたくなっちゃう?」
「……はい。」
「じゃあ色んな所、好きなだけ触っていいよ。」
篠田のその言葉で亜紀はしばらく篠田の身体の色んな所を「ここも筋肉凄いですね」などと言いながら嬉しそうに触り続けていた。
しかしその最中でも、亜紀の視線はやはり時折篠田のペニスをチラチラと見ていて、時間が経つにつれその回数は増えていっているようだった。
そして終いには太ももをサワサワと軽く触りながらその斜め上にあるペニスを無言でじっと見つめてしまう亜紀。
するとそれに気付いた牧原が再びそれを指摘した。
「亜紀ちゃん、どこ見てるの?」
「えっ?あ……フフッ。」
完全に篠田のペニスに見入ってしまった自分に気づき、顔を赤くしながら笑って誤魔化す亜紀。
「ていうか亜紀ちゃんさ、もう普通に俺のチンコ見てるね?さっきまでキャーとか言ってたのに。」
「だって……どうしても視界に入っちゃうから……」
「ハハッ、なんかチンコ見ただけで赤くなってる亜紀ちゃん可愛いなぁ。」
篠田にそう言われてさらに照れる亜紀。
そして今度はそれを見て牧原がこんな事を亜紀に聞き始めた。
「亜紀ちゃんさ、筋肉が好きなのは分かったけど、こういう男性器はどうなの?これもまさに男らしさの象徴みたいな物だし、興味はあるんでしょ?」
「興味ですか……?興味は……」
「あるんでしょ?」
亜紀はその問いに、はいともいいえとも言わず、その代りに恥ずかしそうにピンク色の微笑みを牧原達に見せた。
「ほら、やっぱり興味あるんだ。亜紀ちゃん好奇心旺盛だね。」
「なんか恥ずかしい……」
彼氏以外の男のペニスに興味がある事を認めてしまう亜紀。
……亜紀……
亜紀も生身の女だ。性欲くらいある事は知ってる。
でもそれをこんな第三者に亜紀が晒しているところを見るのは、やはり辛い。
どんどんエスカレートしていくこの状況は、いったいいつまで続くのだろうか……。
「じゃあ今度はちゃんと見てみれば?篠田のチンコ。」
「ちゃんとですか……」
「そう、しっかり観察してごらん。遠慮しないでさ。」
そう言われて亜紀は再び篠田の股間に目を向けた。
「亜紀ちゃん、もっと近くで見ていいよ、ほら。」
亜紀の方に向けて腰を前に突き出す篠田。
「わぁ……なんか……やっぱり恥ずかしいです……」
またちょっと目線を外す亜紀。
きっと篠田のペニスを観察する自分を3人に見られるのが恥ずかしいのだろう。
「大丈夫だよ、チンコ見せてる俺の方が絶対恥ずかしいはずだから。」
篠田の冗談に、亜紀はまたクスっと笑った。
「亜紀ちゃんさ、男のチンコ見るの別に初めてじゃないでしょ?」
「そうですけど……でも……」
「あ、そっか、亜紀ちゃん直樹が初めての彼氏って言ってたもんね。彼氏以外のチンコ見るのこれが初めてなんだ?」
「そう……ですね。」
「そっかそっか。で、どう?篠田のチンポは。率直な感想聞かせてよ。」
そう言われて再び篠田の股間に目線を戻す亜紀。
「……なんか、やっぱり迫力ありますね。」
「迫力?もっと具体的に言ってよ。」
「え~具体的にですか……なんか、ちょっと大きい?ですよね?」
「あ~、篠田は結構巨根だからね。」
「やっぱりそうですよね、こんなに大きいし……。」
そう言って亜紀は興味深そうに篠田のペニスを見つめ続けている。
「亜紀ちゃん的にはさ、巨根ってどうなの?」
「どうって聞かれても……」
「好きか嫌いかで言ったらどっち?」
「え~好きか嫌いかですか……」
「そう、どっちかって言ったら?」
「う~ん……好き……かなぁ……」
言うのを少し躊躇しながらも、そう答えてしまう亜紀。
「へぇ~そうなんだ。じゃあ見てると興奮しちゃう?」
「なんか……ドキドキしちゃいますね。」
亜紀の大胆な発言に男達は盛り上がる。
「ハハッ、なんだよ亜紀ちゃん巨根好きかよ、やっぱりムッツリスケベだな、この子。」
「え~だって、好きか嫌いかって聞くからぁ。」
「でも巨根見ると興奮しちゃんでしょ?マッチョで巨根の男が好きとか、絶対エロいじゃん。」
「だって……もぉ、3人とも意地悪ですね。」
亜紀はまたからかわれて少し拗ねたようにそう言ったが、完全否定はしないから、やはり本気で嫌がっている訳ではないんだ。
「亜紀ちゃん、そんなにチンコに興味あるなら牧原と坂本のも見せてもらえば?」
「え、牧原さんと坂本さんもですか……?」
「へへ、見たい?亜紀ちゃんが見たいって言うなら俺達も脱ぐよ。」
そう聞かれてまた亜紀は、はいともいいえとも言わず「ん~……」と迷っているフリをして笑顔を作って見せた。
「ハハッ、亜紀ちゃんの表情は分かりやすいなぁ。顔に見たいって書いてあるよ。じゃあ仕方ない、そんなにチンコ見たいなら脱いでやるか!」
亜紀は「え~書いてないですよぉ」と返したが、牧原と坂本はそれに耳を貸さずに下半身の衣服を脱ぎ始めた。