亜紀の身体が大きく仰け反る。
一度目の絶頂よりも快感が深かったのだろう、ビクンビクンという身体の痙攣の仕方がさっきよりも大きい。
牧原は亜紀の膣の痙攣を指で味わった後、ゆっくりとそれを亜紀の中から引き抜いた。
引き抜かれた2本の指が亜紀の愛液でテカテカ光っているのが卑猥だった。
そして亜紀をまんぐり返しの格好で抱えていた坂本も、そこでようやく腕を外して身体を解放した。
「ハァ……ハァ……ンァ……ハァ……」
目を閉じて胸を上下させながら浅く呼吸する亜紀。
その額には快感絶頂が本物である事を示すように薄っすらと汗が滲んでいた。
少しして亜紀の身体が落ち着くと、ニヤニヤと笑みを浮かべながら牧原が「亜紀ちゃん、大丈夫?」と聞いた。
亜紀はゆっくりと座り直して女の子座りになると、それに頷いた。
「亜紀ちゃん凄いイッてたね。2回もだよ。いつもこんなイキやすいの?」
亜紀はそれに対しては首を横に振ると、また恥ずかしそうに両手で顔を隠した。
「もぉ……恥ずかしいです……」
余韻が引いて少し我に返った様子の亜紀。
絶頂する自分のあられもない姿を牧原達に見られてしまった事にこれ以上ないほどの羞恥を覚えたのだろう、隠している顔は真っ赤だ。
「ほら、ここ見てみなよ亜紀ちゃん、ビショビショだよ。」
そう言って亜紀が吹いた潮で濡れてしまったシーツを見せる牧原。
「……えっ!?こ、これ私が……?ご、ごめんなさいっ……」
どうやら亜紀は牧原に指マンをされてる間、自分が潮を吹いている事に気付いていなかったようだ。
目を閉じていたし、きっと快感を受け止める事で精一杯だったのだろう。
「ハハッ、大丈夫だよ、出ちゃうのは仕方ないからさ。もしかして潮吹いたの初めてだった?」
「……ハイ……」
「でも潮吹き自体は知識として知ってたでしょ?女の子はそういう事があるって。」
頷く亜紀。
「亜紀ちゃんもしちゃったんだよ、潮吹き。オシッコとは違うからね。」
「……こんな事になっちゃうんですね……」
亜紀は自分の身体からこんなにも大量の体液が出たのだという事に驚いているようだった。
「亜紀ちゃん凄かったよな?潮吹きながらイクイク!って連呼してたし。」
「へへ、超エロかったよなぁ。」
恥ずかしがる亜紀をまたからかう篠田と坂本。
「もぉやだぁ……言わないでくださいよぉ……意地悪。」
「ハハッ、でも気持ち良かったんでしょ?」
そう聞かれると亜紀は「え~、ん~……」と言って笑みを見せながら頷いた。
「ハハッ、やっぱエロいなぁ亜紀ちゃんは。もうさ、ここまで来たら指なんかじゃ物足りないでしょ?」
「そうそう、次はもっと別のモノでオマンコの奥の方までマッサージしてほしいんじゃないの?」
ニヤニヤしながらわざわざ遠まわしの表現で聞く篠田と坂本。
指以外の別のモノ……と言えば、もうアレしか考えられない。
「別のもの……ですか……?」
亜紀も篠田と坂本が何が言いたいのか分かったのか、男達の股間に視線を送った。
「ハハッ、亜紀ちゃんさすが、察しが良いねぇ。」
牧原にそう言われて恥ずかしそうに慌てて視線を他に移す亜紀。
「それでさ亜紀ちゃん、次行く前に俺達のここ、マッサージしてほしいんだけど。」
「マッサージ……?」
「そう、亜紀ちゃんも知ってるでしょ、これがこのままの形じゃ使い物にならないの。」
牧原達のペニスはまだ下を向いていて、勃起していない状態だった。
つまり牧原は亜紀に自分達のペニスを勃起させるように要求しているのだ。
「亜紀ちゃん、俺達もマッサージしてよ。亜紀ちゃんにもしてあげたんだからさ。」
「俺も俺も、頼むわ亜紀ちゃん。」
そう言いながら3人は亜紀の目の前で仁王立ちになって、股間を差し出すように腰を前に突き出した。
「キャッ……フフッ。」
亜紀は少し驚いて見せたものの、腰を前に突き出した3人の格好が可笑しかったのか少し笑っていた。
そしてやはりそこに興味を引かれるのか、亜紀の目は3人の股間を再び凝視してしまっていた。
「亜紀ちゃん、やってくれる?」
牧原にそう聞かれ、少し迷っているような仕草をした後、小さく頷く亜紀。
「へへ、ありがと。じゃあ亜紀ちゃんさ、さすがにここをどうやってマッサージしたらいいのかは知ってるよね?」
「え……あの……手で良いんですよね?」
「うん、まぁ口を使ってくれてもいいんだけどね。亜紀ちゃんの好きな方でいいよ。」
「じゃ、じゃあ手で……いいですか?」
「へへ、いいよ。じゃあさっそく亜紀ちゃんのテクニックがどれくらいか見せてもらおうか。」
「え~フフッ、自信ないですよぉ私。……えっと……あの、誰のからすれば……?」
「ここは俺からでいいよな?」
そう言って牧原が篠田と坂本に確認すると、2人は「仕方ねぇなぁ」と言って牧原にそれを譲った。
「じゃあ亜紀ちゃん、頼むよ。」
「……ハイ……」
亜紀はそう返事をすると、少しドキドキしているような様子でゆっくりと牧原の股間に手を伸ばしていった。