亜紀は牧原、篠田、坂本の3人と長い時間、休む事なく激しいセックスを続けていた。
4人共、ただ快楽だけを求めて腰を振りまくる。
「あっあっあああああっ!イクッ!またイッちゃうっ!……いっくぅぅぅ!ああああっ!」
亜紀はお湯をかぶったように汗だくになりながら、嵐のごとく絶頂しまくっていて、そして男達が射精する度にその精液を顔と口で受け止めていた。
口元や頬っぺた、それに乱れた髪の毛にも白濁液を所々付けながら、でもそれを気にしていられない程セックスの快感が強いのか、亜紀は精液まみれになったまま、淫らに乱れていた。
3人の中でも特に凄かったのは、篠田とのセックスだった。
やはりアレが大きい分、膣で感じる快感も大きいのか、亜紀の感じ方は心配になるほど過剰だった。
篠田に正常位の姿勢で腰をガッシリ掴まれ、膣壁の上部を擦りあげるようにして激しくピストンされると、亜紀は悲鳴にも似た喘ぎ声を発し、身体をブリッジさせてしまう程大きく仰け反らせて何度も何度も絶頂していた。
そしてピストンが止まると、亜紀は意識を失ったようにグッタリ脱力して(実際、短い間だけど意識は飛んでいたと思う)、篠田はそんな朦朧とした亜紀の顔に向けて精液をビュッビュッとかけていた。
もう、シャワールームから戻って来てから3人それぞれ2回ずつ、計6回は亜紀の身体で射精している。
牧原と坂本はそれである程度満足したようで、一旦亜紀の身体から離れていた。
でも自ら絶倫だと豪語していた篠田はまだやり足りないようで、亜紀の身体をなかなか離そうとはしなかった。
射精したばかりだと言うのに、まだ固く勃起し続けているペニスを再び亜紀に挿入する篠田。
……嘘だろ……まだするつもりなのか……
「ン……ァァ……」
「亜紀ちゃんベトベトだね。またさっぱりしに行こうか。俺の首に掴まって、そうそう。」
そう言って篠田は亜紀と繋がったままの状態で、グッタリとした亜紀の身体を軽々と持ち上げた。
いわゆる駅弁(えきべん)という体位の格好だ。
「おい、俺ちょっと亜紀ちゃんとプール入って来るわ。」
「ハハッ、勝手にしろよ、俺達はもういいからさ。」
そう言って篠田は亜紀の身体を抱えたまま、寝室を出て行った。
すると、寝室に残った牧原と坂本がこんな会話を始めた。
「ていうか亜紀ちゃん普通にビッチだったな。」
「ハハッ、だな。あーなっちゃうとただのメスだな。」
「あの感じだと、彼氏しか経験ないって言ってたの嘘なんじゃねぇの?絶対ヤリマンだろあれ。」
「いや、それはたぶん本当だろ。でもああいう清純系のムッツリはさ、少しだらしない所をさらけ出させれば簡単に堕ちるんだよな。」
「あ~じゃあ亜紀ちゃん、今まで男にこういう風に誘われた事なかったんだな。まぁ元々エロかったんだろうけどさ。女は見た目じゃ分からないよな。」
「確かにあそこまでエロい女とは思わなかったな。顔が顔だけに。」
「あっ!ていうかよ牧原、亜紀ちゃんを金田さんに紹介したら良くね?」
「金田さん?あ~そっか、そういえば素人で可愛い子いたら紹介してくれって言ってたよな。」
俺は亜紀が牧原達に〝ビッチ〟だとか〝ヤリマン〟と呼ばれている事にショックを受けていた。
あの真面目で優しかった亜紀が、男にそんな風に呼ばれる日が来るなんて……。
そして2人の会話の中に出てきた〝金田〟という名前。
誰だよそれ。
紹介って、どういう事だ?
牧原達の会話は気になったが、俺は足音を立てないようにして篠田と亜紀が向かった先に移動した。
俺は裏庭の方へ来ると、すぐに亜紀と篠田の姿を見つけた。
2人はなんと、駅弁の格好で繋がったまま裏庭に出ていた。
周りには目隠しになる柵や植木があるものの、隣の建物や道から全く中が見えない訳じゃない。
それなのに、亜紀と篠田はそこで丸裸でセックスをしていたんだ。
「亜紀ちゃんどう?外でするエッチも開放感あって良いでしょ?」
腰を前後に振りながら聞く篠田。
「んっんっ……恥ずかしい……あっあっ……ハァ……」
「でも気持ちイイでしょ?」
「ハァ……ウン……」
「じゃあさ、このままプール入っちゃおうか。」
篠田はそう言うと、亜紀を抱えたままプールの中に入っていった。
「ぁん……冷たい。」
「裸でプール入るの初めて?」
「ン……当たり前じゃないですか……でも…変な感じ……ハァ」
「水が冷たいから、チンコとオマンコが熱くなってるのが分かるでしょ?」
「うん……」
「気持ちイイ?」
「うん……ハァ……あっあっあっ……」
そして2人はプールの中で、バシャバシャと水しぶきを上げながら、セックスを再開した。
「ああ……ン……あっ、今の……」
「これ?これが気持ちイイの?」
「うん…あっあっ……もう…篠田さんスゴイよぉ……ハァ……なんでそんなに上手なんですか?ハァ……」
「さぁね、俺と亜紀ちゃんの相性が良過ぎるんじゃない?俺の彼女になりたくなってきた?」
「……ウン。」
「お、マジで?」
「だって……ハァ…気持ち良いんだもん……」
「じゃあ今の彼氏とはお別れ?」
「……」
「ハハッ、じゃあさ、まだ別れなくてもいいから、セフレになってよ。」
「……そういうのって、篠田さんありなんですか……?」
「ありあり。俺達まだ学生なんだし、そんな固い事言ってたらダメだよ。俺がさ、彼氏に秘密で調教してあげるよ。」
亜紀……
俺は2人のそんな会話を聞いて絶望しながらも、再び自身のペニスを扱かずにはいられなかった。
彼女を喰われて、寝取られているのに、俺はなんでこんなにも興奮しているんだ?
ズボンを下げ、俺は夢中でペニスを扱いた。
亜紀と篠田が、プールの中から顔だけ出して濃厚なディープキスをしているのを見ながら。
ああ……亜紀……亜紀……ああ……
しかしそんな俺の手を、篠田でも亜紀でもない声が突然止めた。
「おい、お前そこで何やってんだよ。」
「……えっ!?」